
9階のベランダ。元々マンションだからねw。ここイイナ、郡山の常宿にしよう。

今日は昼頃から大雨予報。どこもかしこも今年の天気は不安定とな。
さてせっかくの郡山、まだ晴れてるし気になる磐梯熱海にでも行こうと思う。

都会な郡山からわずか4駅、磐梯熱海駅。山にすっぽりと覆われた熱海。
この地を治めた頼朝の武将が故郷を想い名付けた磐梯の熱海。いい所だナ。

さて本日のお目当てはこちらの観光物産館。あるわあるわの楽しい土産達。
川俣シャモも米もGET!地方発送もOKなのでひさびさにわんさか土産購入(笑)。

ああ興奮した。東北はイイネ。今日も暑いが駅前の足湯に浸かってチト一息。

さて磐梯熱海には散策コースがあるので今日はチャリではなく散歩に勤しむ。
どうみても傾いている公衆浴場。見れば山の傾斜に刺さっている感じで水平。

斜め公衆浴場の脇道からの散策路。程よくひなびた磐梯熱海温泉。いい感じ。

しかしイラストの地図って怖い。縮尺率がおかしい(笑)。急に距離が伸びる。
「クマに注意」の看板を横目に軽い山道へ。なかなかのハラハラドキドキルート。

山の神社や高級そうな旅館を見たりの散歩道。今の所、暑くて汗ビッチョビチョ。
イラスト縮尺はおかしいがセブンがあるので行ってみる。やっぱり遠かった(笑)。

しかし腹がへった。期待していた中華そば屋は地元の名店らしくなんと大行列。
仕方がないので街までテクテク歩く。いい感じのバス停。この後このバスが神に…。

しばらく歩くと温泉街。とうとうポツポツ降って来た。ここでやっとメシ処を発見。
入ってみると誰もいない。と奥から女将とご主人が出てきた。昨日のデジャブ?

恐る恐るルーメソを頼む。お湯に火をかけ作り始める。…またヤバい店か(笑)。
外は急に雷ゴロゴロ。そして出てきたシンプルなルーメソ。…ウマイじゃないか。

今回の旅路は何となく摩訶不思議な飲食店が多いナァ。とお次は豪雨(笑)。
すんげぇ雨が降ってきた。なんかいろいろあって楽しい。でもどうしようかねぇ。
雨雲レーダーがとんでもない事になっているワイ。

記念のスクショ…。ヤバイヨネ…。

「雨宿りしてきんしゃい」と女将さん。なのでお言葉に甘えて宿らせてもらう。
寡黙なご主人が梨とかゴーヤの佃煮をサービスしてくれる。もしかして天国か。
ウチワしかない食堂。でもタバコは吸えるし雨はしのげる、天国かもしれないナ。

さて天国にいつまでも居られないので女将にタクシーを呼んでもらい駅へ戻る。
ともかくひどい土砂降り。改札に向かうと、なんと大雨の影響で運転見合わせ。
こりゃ郡山に戻れないか?…いや、さっき貴重な神バスがあったじゃないか!

何というファインプレー。午後1便だけのローカルバスで無事に郡山駅へ戻る。
神バスを降りる時、口にピアス開けてるJKが整理券を無くした知らない少年に
超やさしく話しかける、地元の娘のあたたかさ。旅はやはりイイ。

当初うっかり会津若松とか行っちゃおうとか思ってたけど磐梯熱海でよかった。
会津⇔郡山のバスも大混雑。電車は当面の間運休。磐梯熱海でよかった。

雨の郡山。居酒屋に行くまでの間プラプラ。ビックアイという駅前高層ビルへ。
妙な演出のエレベータで展望室へ。風景や鉄道ジオラマなんか見て時を過ごす。
ここで酸素カプセルを見かけるが妙な感じなのでスルー。…不思議な街だなぁ。

さて今宵の居酒屋は昨日予約済み。なんともいえぬビルに入る旬膳くしぜん。
普通に歩いてても見つからないだろうナ。っていうか入りずらいビルにあるナァ…。

さて約束された店なのでお味はよい。馬も牛も鶏も美味かった。肉ばっか(笑)。
しかしどこでもタバコが吸えちゃう東北。好きです。案の定帰りはキャバ嬢に会う。

21時過ぎの新幹線、こんな時間まで居て茅ヶ崎に戻れるのが不思議である。
今回の旅は不思議な出来事が多かった。時空がずれてるっていうか。
威圧感満載の女将。謎の食堂。やさしい人達。キャバクラビルにある名店…。
上半期最後の泊まり旅。旅は冒険だ。大満足のビューン旅でした。イイネ郡山。

雨神様と協議してくれたであろうヒツジ組
乙女に入ったとたんの土砂降り。ありがとう。
《へなちょこ旅行記録》
・天気 1日目くもり 2日目晴れからの大雨
・お供カメラ DMC-GX1/LEICA SUMMILUX 15mm