「U君が昨日、息をひきとったらしい・・・。」
覚悟はしていたけど、やはりショックだった。
彼は10歳以上年下の後輩で、藤沢時代にお世話をした後輩。
よく遊んだし、働いたし、よく笑わさせてもらった。
温泉に行って風呂にも入ったし、地引網も一緒に引いた。
よくわからないけど、弟みたいな存在だった。
病に侵されているのは彼の異動後に知った。
本当に頑張ったと思う。不謹慎かもしれないが本当に彼は頑張った。
人が一人亡くなって、その人が世に残したものとは、
お金でもなく地位でもなく、どれだけ多くの人の記憶に、
その記憶や笑顔を残せた事ではなかろうか。

自分より若い人が逝ってしまう事がつらくてならない。
U君、ゆっくり休んで下さい。いつかまた会おう。