宿が無い行楽の秋、3連休。あったとしても高いのなんの。払えません(笑)。
せっかくタダでビューンと行くのに高額な宿代を払ってしまってはｺﾘｬ本末転倒。
でも私は純ニッポン人。こんな事もあろう、ならば今回は変化球のビューン旅。
昼過ぎの出発なので茅ヶ崎でコロッケそばなんぞ食べてから東京へ向かう。
3連休にビューンするならこの時間の出発は楽でいいかも。新たなビューン旅。
しかしここんとこ連休になると雨。特に今回は全国的に雨。台風も来ている。
ひつじ組の魔力も今回ばかりは無理だろう。まぁ雨なら駅ビルをウロウロするか。
雨の事はあまり考えずに昼過ぎの新幹線で出発。まずはいざ3回目の福島へ。
秋の行楽シーズン、新たなビューンの変化球旅。まずは手前の郡山駅で下車。
なんか急に寒い(笑)。雨の影響もあって冷えてる。ここから在来線でプチ移動。
結露まみれの鈍行列車で到着するは福島県本宮駅。もちろん初めて訪れる。
郡山からは約10分、すっかり静かないい感じの街。さてなぜに本宮かってか？
本宮駅前に1件だけあるビジネスホテル。なんと破格の1泊一人4000円也!!
タバコも吸えちゃうし連休でも値段が変わらないナイスなホテル。ゆえに本宮。
そして知らなかったが本宮駅は野口英世先生が医学者を目指し上京する際、
猪苗代から35㎞も山道を歩いてここから汽車に乗ったという駅。なるほど本宮。
さて小雨降る本宮、駅前のホテルへ荷物を置き今宵の酒場探し。
少ない事前情報では飲み屋はポチポチある。ちなみに本宮に宿が決まった時、
よさげな店を予約しようとしたら貸切でダメだった、のでぶっつけで探すのだ。
比較的大きい店（って言っても最大20人ぐらい）はどこも「今晩貸切ヨ」。
薄暗い路地をグルメマップ片手に彷徨っていると暗闇に店発見。入ってみる…。
客が一人、と思ったら大将でした(笑)。店内はどこどなくカオスな香り…。
社長のイスみたいな席があるテーブルへ(笑)。3回目の福島だがこんな店ばっか。
とりあえず注文すると違うものがじゃんじゃん出てくる。「食べてってー」と大将。
じゃじゃっと作って後から来たおじさんと酒を飲みだす大将。やっぱり時空が…w。
そして「松茸ご飯あるから食べてー、全部食べてー」と大将。福島産の巨大松茸。
これ市場に出したら一本2万はするナ。おじさんが持ってきたイチジクもいただく。
信じられないぐらい甘くてウマイ。わんさか出てくる謎料理。何なんじゃ福島。
2杯しか飲んでないが会計はたったの4500円。悪いのでお釣りはいらぬと言う。
すると大将「ならば松茸ご飯全部もってけー」と。家人が容器パンパンに詰め込む。
ついでにキュウリの浅漬けをジプロックごと持っていけと言う。
一昨日スズメバチに刺されてから酒がまわるという大将。大変ごちそうさまでした。
ああ、なんか疲れた(笑)。
夢か…わしゃ夢を見ているのか…。3回目の福島、なんか全部こんな感じダナ…。
もうちょっと普通の店でまったり飲みたいので探すも似たような店かあるいは満席。
ワンオペ的な居酒屋が多い街、本宮か…。
疲れたので駅の喫煙所で一服…。あれ？灰皿が見当たらない。喫煙所だよね？
こ…これ灰皿か⁈訳わからん(笑)。なんか英語で書いてあるけど、どう使うのじゃ？
「if you can go anywhere. which one would you like to go to?」
訳＞どこにでも行けるなら、どこに行きたいですか？どーゆー意味？訳わからん(笑)。
もう今夜は疲れた…タバコの消し方もわかんないし、もうタスケテー福島www。
めずらしく一直線にコンビニで酒を買いホテルへ戻る。ああやっと落ち着いてきた。
人情が濃ゆい福島の方々。3回目だが3回とも異空間に陥った福島。あ～楽しい。
もう何がなんだか訳ワカメな福島旅。ｺﾘｬ明日も楽しみだ。トラベラーズ・ハイ(笑)。
ふくしま異空間その１
ふくしま異空間その２
